3日間のスケジュールで行われたリーダー育成プログラム「アスキミキャンプ」は、参加した学生が気になっている社会問題を見出し、実現したい社会を見据えて行動を始めるきっかけとなりました。この合宿で得た知識やつながりを生かして、参加した学生は次のステップへ踏み出し始めています。
【開催概要】
日時:2018年10月6日(土)~10月8日(月)
主催:NPO法人アスクネット・アスキミキャンプ運営実行委員会
場所:愛知県青少年宿泊センター(1日目・2日目)・アスクネット サテライトオフィス(3日目)
参加:6名(高校生2名、大学生4名)
【開催内容】
<1日目>
最初の講演では、丸山純平さんから、
・10代の価値観は大きく変わる
・自分で勝手に枠組みを決めないで
・大勢の大人を巻き込んで活動しよう
というポイントを提議してもらいました。
2人目、吉野裕斗さんからは、世界一周の経験や、それに関する自身の失敗談などを交えながら、チャレンジする面白さ、踏み出す楽しさを学びました。
その後、視点を自分にあて、どんな社会問題が気になるか考え、自分が取り組みたいテーマを定めました。多種多様なテーマがあがり、それぞれ議論を深めました。
やりたいプロジェクトと、そのプロジェクトを支える側の二手に分かれた結果、3つのプロジェクトチームが成立しました。
<2日目>
午前の部では、チームごとでプロジェクトの設計を行い、座談会ではゲストの稲熊亮さん、南谷友香さんにお越しいただき、プロジェクト設計のいろはについて学び、各チームのフィードバックなどをいただきました。
午後の中間報告会では各チームのやりたいことが鮮明になりました。やることが決まった班もあれば、この先どうすればいいか曖昧な班などもありましたが、一歩踏み出す決意は明確なものとなりました。
<3日目>
最終日、各プロジェクトが今後どう動くのかを明確にし、3つのプロジェクトが始動します。
また、プロジェクト化しなかった学生も、新たなつながりを作り、明日から活動を始めるという事例がありました。
どんな変革者となるのか、まだ想像ができないメンバーの明日(アス)がスタートしました。
【参加者感想(一部抜粋)】
・自分のやりたい事が見つかり、活用できるリソースを見出せた。これからどうするか考えたい。(大学2年生 男子)
・もやもやが具体的になるとすごくわくわくした。今回考えた議論は私の今後の基礎になると思った。 (大学1年生 女子)